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ブログ | 松井デンタルオフィス「流山おおたかの森駅西口」の歯科医院

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「流山おおたかの森駅西口」の歯科医院

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小児と歯医者さん

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こんにちは!流山おおたかの森駅西口の歯科医院 松井デンタルオフィスです!

 

今回は小児歯科のお話になります。当院でも毎月多くの小児患者様を定期的に診させていただきます。

小児患者様の定期検診では

・虫歯の有無

・歯垢の有無

・歯並びの状態

・上唇小帯などの軟組織の状態

などを診させていただき,歯ブラシ指導やご希望に応じてフッ素塗布を行っています。

Q.何歳から歯医者さんに来ても大丈夫ですか?

というご質問もいただきますが、

A.何歳からでも大丈夫です!

小児歯科は歯が生え始めた0歳の子から、大人の歯に完全に生え変わる10歳過ぎまで幅広く拝見しています。

 

小児歯科は単純に歯のチェックだけではありません。

最近は「口腔機能発達不全症」という疾病が話題になっています。これは舌、唇の筋肉の未発達や舌小帯短縮症などにより会話、嚥下、発音などの口腔周囲の機能が本来到達してほしいレベルまで成長していない状態を指す疾病です。

 

高齢者でのフレイル(虚弱)が話題となっており、それに繋がる低栄養状態を引き起こすオーラルフレイルという言葉があります。口腔機能は生涯を通じて栄養を獲得するために必要な能力ですが、幼児期にこの発達が弱いと高齢になった際により早くオーラルフレイルを招きやすいという情報があります。

中医協 総−2より引用改変

 

一般的な発育(赤色)をしていけば、高齢になったときでも口腔機能を一定レベルで維持できるが、

幼児期に発育が弱い(青色)の場合、機能の上限値が低いまま高齢を迎えるため早期にオーラルフレイルを招きやすくなるという図となります。

高齢者では早期の口腔機能の低下(緑色)にならないように、リハビリやトレーニングを行います。

 

小児の口腔機能は高齢になってからの全身状態に繋がるほか、舌・口唇の筋肉の発達は健全な歯並びにも影響致します。今後は歯医者さんでお口の筋トレを行うことが普通になってくることが予想されます。

小児歯科ではお子様の口腔機能についても考え、一緒に発達を考えます。

 

お子様の食事風景や嚥下、口呼吸など気になることがあればお気軽にご相談下さい。

 

松井デンタルオフィス 松井

 

 

 

 

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