審美歯科・ホワイトニング
審美歯科・ホワイトニング
メタルフリー治療とはお口の中の金属の詰め物、被せ物をレジンやセラミックといった金属を使わない素材へ変えていく治療です。
歯科用金属は、パラジウム・ニッケル・コバルトなどアレルギーの可能性がある金属が主に使用されており、知らないうちに肌荒れなどの金属アレルギーの原因となっている場合があります。
保険診療でも「被せ物」「クラウン」ではレジン(強化プラスチック)による治療が行えるようになりました。
※「被せ物」が白くできる範囲
1~5番:単独歯の治療であれば無条件
6番:条件あり。上下左右の7番が残っていれば可能
7番:条件あり。医療機関で金属アレルギーの診断書があれば可能
より審美的に治療する方法として、「セラミック」があります。
自由診療ですが詰め物、被せ物、ブリッジなど全てに適用でき、強度・汚染物の付着のしづらさ・耐変色性など様々な面でプラスチックよりも優れた性能を持っています。
当院でのセラミック治療の多くは千葉県初導入(令和2年10月)のプライムミル・プライムスキャンのCERECシステムにて作成しており、詰め物(セラミックインレー)であれば最短1回の来院で60−90分で治療~型取り~口腔内への装着が行えます。
従来の型取りから、光学スキャンによる型取り、院内制作により来院回数1回・最短60分の治療が低価格で行えるようになりました。
CERECシステムによるセラミックの審美治療は従来の歯型取りによる治療と大きく異なります。
スキャナーによる型取りは嘔吐感が少なく、術者による差が出ません。精度は±25μmであり境目の目立ちづらいセラミック治療が可能になりました。
また千葉初導入のプライムミルも併用することで病院内のみでセラミックを作成することができるため、最短1日での治療が行えます。
レジンを使用した審美的な治療として「ダイレクトボンディング」も行っています。
保険で使用されるレジンよりも高強度、審美性に優れた素材を使用し、保険で行えなかった部分にもレジン治療を適用することができます。
また保険診療のレジン治療との違いとして
など、より質と精度、審美を追求した治療方法となります。
ダイレクト ボンディング |
セラミック | |
---|---|---|
切削量 | ○ | △ |
強度 | ○ | ◎ |
審美性 | ○ | ○ |
被せ物(クラウン)はダイレクトボンディングでの治療は行えません。詰め物(インレー)のやり直しをダイレクトボンディングで行うのが一般的な方法となります。
詰め物のやり変えでも、表面積が広い場合などには強度を考慮しセラミックをおすすめする場合がございます。