こんにちわ!流山おおたかの森駅 西口徒歩2分の歯科医院 松井デンタルオフィスです!!
普段何気なく使う”健康”という言葉。
どんな状態を”健康”と呼ぶか、知っていますか?
WHO(世界保健機関)では
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity
要約すると、
「健康とは単に病気あるいは虚弱でないというだけでなく、肉体的、精神的、社会的完全に良好な状態(well-being)である」
Well-beingはあまり聞き慣れない言葉となっていますが、辞書では
Well-being = 健康、幸せ、幸福、満足の行く状態、快適な暮らし、福祉、福利
Well-being = 各個人の身体的、または精神的な感覚に関する心の主観的な良好な状態
など、人間が生きていく上で、身体が健康で、心が健康で、環境すべてが健康であることが大事であることが解ります。
歯医者さんが患者様の人生をWell-beingにするためにできる事はなんでしょうか。
話す、笑う、食べる。
毎日当たり前のように行う1つ1つの行為も本来とてもむずかしいバランスの上に成り立っています。
話すことでは歯の大きさや歯並びは滑舌などに影響しますし、
笑うはリップラインや審美的な歯・修復物の状態、
食べるはもちろん歯の機能としていちばん重要な咀嚼を担っています。
笑う際に手で口を隠してしまう、入れ歯になることで無意識のうちに食べ物を制限していってしまう。
この状態では「健康」とは言えません。
まずは治療をしないように予防をすること、そして1本の歯の治療でも5年10年以上の経過を考えて治療していくこと。
「とりあえず」の治療では必ず再治療が必要になります。
歯の治療が一般的にどれくらい維持できるものなのでしょうか?
人の人生は約80年。大人の歯がだいたい生え揃うのが10代の前半ですから約70年という期間を維持しなくてはなりません。
一般的な歯の治療は「10年」が1つの基準です。
これは論文などの研究基準に10年残存率(10年後に口に残っている確率)があるからです。
ただ、10年経った時
金属の詰め物であれば約6割。プラスチックの詰め物では8割強がその下で「虫歯」になっています。
これでは、金属もプラスチックも10年間口の中に残っていただけであり、虫歯を隠していただけに過ぎません。
この治療は10年間口腔内を保てた良い治療でしょうか?
次回以降、もう少しデータを交えながら歯の治療の実態についてご紹介したいと思います。
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