こんにちは！流山おおたかの森西口の歯科医院　松井デンタルオフィスです！

 

当院では歯を残すための治療も、歯を失ってしまった後の治療どちらにも注力していますが

今回は歯を失った際のインプラント治療について紹介をしていきます。

 

ただ！

歯を失った場合の治療法はインプラント以外にも、入れ歯やブリッジ、自家歯牙移植などがあります。どれも利点欠点がありますので、

患者様にあった方法で歯を失った部位(欠損部位）の治療を行えればと思います。

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インプラントのメリット

・両隣在歯を削る必要がない。

・強固な咀嚼能力を得ることができる

・1０年残存率が9０％以上と予知性の高い治療である

・普段通りのお口のケアで良い。入れ歯であれば、取り外して洗う必要がある。　など

 

デメリット

・外科処置が必要になる

・自由診療のため費用が高額

・インプラント周囲炎になる可能性がある　など

 

上記のようなメリットデメリットが主にあります。

論文的な他の治療法との比較はどうでしょうか。極力主観を排除し、客観的なデータで見ていきたいと思います。

厚生労働省が平成２６年と少し古いものになりますが、「歯科インプラント治療に関するQ&A」を発表しております。

 

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shika_hoken_jouhou/dl/01-02.pdf

その中で

Q1：インプラントの寿命はどれくらいか？

A1：インプラントの寿命はインプラントが一般的には撤去されるまでの残存期間のことを指しインプラン

トの成功率とは異なる。インプラントの成功の基準については、1998年のトロント会議でのコンセンサス

レポートにより、①インプラントは、患者と歯科医師の両者が満足している。②インプラントに痛み不快

感、知覚の変化、感染の兆候がない。③臨床的に診査するとき、個々の連結されていないインプラントは

動揺がない。④機能下 1 年以降の経年的なインプラント周囲の垂直的骨吸収は 0.2mm 以下である、が挙げ

られている。いわゆる埋入したインプラントが何年間口腔内で残存・機能するかという問いには（いわゆ

る寿命）、現在の研究報告を見る限り適切に回答することは困難である。加えて、インプラントの残存率は

埋入部位および埋入条件により異なるが、システマティックレビュー等を参考にしたところでは部分およ

び全部欠損症例における10～15 年の累積生存率は上顎で約 90%程度、下顎で 94%程度である。また抜歯即

時埋入や骨移植を伴った埋入では若干生存率が下がるものの87～92%程度である。

 

となっております。
日々、理論や材料はアップデートされていますが生存率100％のインプラント方法はありません。

適切な診査診断〜手術〜定期検診によるメンテナンスが、論文通りの生存率を保つための一番の近道となります。

 

当院では世界３大インプラントであるアストラテックインプラントの流山唯一の認定施設となっております。

１本の手術から歯がない方の即日荷重インプラント手術オールオン４まで行っております。

 

しかし他院で抜歯と言われた歯でも、残せる可能性がある歯は残すことを優先いたします。

ラバーダムを用いた根管治療、歯周再生療法なども実施しております。

まずはセカンドオピニオンで構いません、お気軽にご相談ください。