こんにちは!流山おおたかの森西口の歯科医院 松井デンタルオフィスです。
開院まで一週間をきり、連日慌ただしく院内の準備をしています・・・。
なんとか開院当日をスタッフ一同準備万端で迎えたいですね。
今回は歯科医院の裏側、器具の洗浄・滅菌を行う消毒室の話をしたいと思います。
過去に通っていた歯科医院で使用されていたあの器具、その器具・・・本当に清潔でしたか?
歯科の治療は常に唾液、血液と触れ合います。その汚れを確実に落とすことで、スタッフ・患者様どちらも
安心・安全に使用することができます。
ご家庭で食器洗い・お風呂洗いを頼んだ時、洗ったよ〜と言われて見てみるとまだご飯粒がついてる・
水垢が落としきれてない。こんな経験は皆様あると思います。ご家庭では笑い話ですが、歯科医院では怖い話です。
人によって洗い方にはどうしても差があり、それが残ったままでは安全な歯科治療とは言えません。
昨年は、歯科用タービン(虫歯を削る機械)の使い回しが大きくニュースで取り上げられました。
製品にもよりますが、過去の製品に比べ現在のタービンは回転を止めた時のサックバック(空気が逆流する現象)がほぼ起こらないため、口腔内の唾液や水分をタービン内に吸い込んでしまうことはありません。
ただ、「もし・万が一」の可能性までも排除したいとなるとタービンはとても難しいのです。それはタービンの内部はとても複雑な形状をしており内部までの洗浄・滅菌が通常の滅菌機器では行えないからです。
では次回、当院でのその問題点への対策を機器の紹介を交えてお話させていただきたいと思います。
松井デンタルオフィス