こんにちわ!流山おおたかの森西口の歯科医院 松井デンタルオフィスです!!
先日、歯科医療におけるデジタル化についてアメリカ・インディアナ大学補綴専門医の田中義篤先生の講演がありました。
田中先生とは、田中先生がアメリカに行かれる前からの面識があり、中澤玲先生(リリアーナデンタルクリニック銀座ご開業)のSBICというスタディグループで一緒にインプラントを主体とした勉強行いました。
私はGP(GP:海外では専門医とGPとしてわけられGPは全分野の治療を行います)として国内で勉強を続け、田中先生はより専門的な知識を得るためにアメリカへ渡られました。
歯科とデジタル、どの様な取り組み、やり方があるのでしょうか。
電子カルテとして紙カルテを残さない事?歯周病などの検査結果をモニター上に映し、わかりやすくする??
これも良いことではありますが、治療上の話ではありません。
もっと、大きなデジタル化の波が歯科医療では起こっています。
その1つが光学スキャナーの登場と普及です。研究自体はもう40年近く前から進んでいましたが、国内で普及し始めたのこの5年前後だと思います。
※当院ではプライムスキャンと呼ばれるデンツプライシロナ社(ドイツ)の最新型光学スキャナーを使用しています。
どんな使い方をするかはyoutubeでご確認ください。
動画はこちら※歯科医師である遠山先生の体験動画です。
アメリカで最先端の補綴学を学ばれた田中先生のお話はとても面白かったです!
最新のデジタル歯科技術がどこまで進んできているのか。
従来の歯科治療を全否定するのではなく、今でもデジタルではできない部分もあるのでアナログとデジタルのハイブリットな歯科医療についてのお話でした。
デジタル技術によってその場で削って被せものを作る、マウスピース矯正の治療前後が事前にわかったりと今まででは出来なかったことが出来るようになりました。
CMですが・・・
上記で紹介されている治療は
当院で行えます。
Prime mill、Prime Scanの設備を令和2年10月に導入しましたが、千葉県初でした!
本題に戻ります。
とてもざっくりした講義のまとめでは
「画像のように型取りが変わり、被せものを作る工程が変わりましたが、患者さんに良いものを入れるという根本は変わっていません。アナログが廃れる事はありません。デジタルの進歩によって新しい治療法が出てくると思うが、デジタル上での咬合も元々の咬合学の知識が無いと調整ができないので、新しい知識・既存の知識どちらもきちんと勉強していきましょう。」
って、感じでした。
田中先生の今日の講義は導入編という感じでしたが、今後インプラント編、補綴編などより深い講義があるようなので受講した際には、またご報告できればと思います。
松井デンタルオフィスでは日々新しい歯科のアップデートを行っております。お口の中の気になること、どんなことでもお気軽にご相談ください。クリーニング、検診のみでもぜひ!