サイナスリフト手術を併用した歯牙移植による咬合回復 症例①
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- 治療内容
- 主訴:左上の歯茎の調子が悪い
歯牙移植、根管治療、オールセラミックによる補綴
左上奥歯の歯茎の調子が悪いを主訴に来院。他院にて治療終了と言われたがその後も調子が悪い。レントゲンの時点で歯根破折による歯槽骨の吸収が予想されたため、治療を開始した場合には抜歯になる可能性が高いと事前に説明。
補綴物を除去すると、歯は完全に破折していました。インプラント、ブリッジ、入れ歯、歯牙移植を説明し、患者様は歯牙移植を選択されました。
- 治療期間・回数
- 約8ヶ月
- 費用
- 19万8,000円(税込) ※移植手術費、根管治療費、セラミック費用含む
- リスク・副作用
- 歯牙移植はご自身の(主に)親知らずを用いた治療法であり、インプラントと同様に周囲の歯を削らない為、患者様の満足度が高い方法です。
ただ、歯牙移植は生着率が60%前後(インプラントは90%以上)であり、長期での口腔内生存率もインプラントよりも低い傾向があると論文で報告がされております。
また抜歯部分と移植部分で2箇所の外科処置が必要になり腫脹、疼痛の可能性、また治療期間も3ヶ月~6ヶ月かかります。